トヨタの新CM
プリウスのブレーキすっぽ抜け事故の件は去年業界の間ではけっこう知られてたようだ。トヨタも現場からの報告でそれを把握していたはずだが口をつぐんでいた。だからこそこっそり今年の生産分から問題点を改修していた。もし誰も騒がなかったら去年生産したプリウスについては何もしないつもりったんではないか?
でも訴訟大国の米国で騒がれだしてとうとう隠せなくなり渋々認めた感じだな。一昨日の品質管理担当常務の会見では「ドライバーの感覚の問題だ」と言ってたのがトヨタ幹部の実際の受け止め方だったんだろう。いやいやブレーキは踏んだら効かなきゃダメなの!! 感覚の問題ではない。プリウスはモーターを使った「回生ブレーキ」と従来の「摩擦ブレーキ」を併用しているが問題となるのは回生ブレーキのシステムだ。簡単に言うと回生ブレーキから摩擦ブレーキに切り替わる時に0.5秒から1秒のタイムラグが発生し、実際その間ブレーキが効いていない状態になっている。これだと車間距離を取らずに走っていると追突事故を起こす可能性はある。感覚の問題ではなくシステムの問題であることは明瞭だ。そのことを会見では正しく説明していない。人の命にかかわる事に対してまったく危機感が無い。
企業の危急存亡の秋には本来なら社長自ら真っ先に矢面に立つべきだ。それなのに内側の論理で「社長を守る=会社を守る」になってしまっている。こういうときは部下は遠慮なく社長を担ぎ出すべきで社長もすぐに表に出るべきだ。かつての三菱自動車&パロマの取った行動とパナソニック&ジャパネットタカタの取った行動を比べてみると良い。どちらが正しかったか?
でも最初に子供店長に謝らせるCMを作って流しておけば「子供店長、可哀相ー!!」となって風当たりも和らいだかな? (笑)



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